DQ11

勇者の剣パックを買いました。

98時間位で裏エンドクリア。

過去作のオマージュでニヤリとする部分が多数盛り込まれているので、過去作を知っているのと知らないのでは、かなり感想が変わってくるかな。



シナリオは過去最高クラスの良さだが、過去作があるからこそ映えるシナリオでもあるとも言える部分もある。
しかし、DQ11単体のシナリオを見ても、良いと言える。


表世界ではDQ5以上に悲しいイベントばかりで、かなり沈みがちな表世界のままと思ったら、
過去世界に飛んだ後、全てハッピーな結末を迎えると言う大きなどんでん返しは中々に良い仕組み。
最後は、更に過去の出来事までハッピーエンドにしてしまう。
ベロニカの死を覆すだけじゃ無くて、過去の悲しい出来事も塗り替えてしまうこのカラクリは非常にいいね。


で、過去作との繋がりを考察してみる。

ダグラスさんの今のところ考察は以下の通り

・11更に過去→3表
 ・11過去→3裏→1→2
  ・11表→?(6→4→5)
基本的に各世界がそのまま継続して、それぞれのドラクエシリーズの礎になったのでは?と言う感じ。


1.11更に過去ライン
以下の理由で大方確定ではないかなと。
・セニカが過去に戻ってローシュを救ったと仮定
・スタッフロール後のDQ3オープニングに続くムービー
ローシュとセニカの勇者の血筋が脈々と受け継がれて、DQ3オルテガ−主人公に続く。


2.11過去ライン
セニカをローシュが生存している更に過去の世界に送り出した後も続いているので、この世界が残っていることは恐らく確定。
そしてその先のシリーズは、3裏→1→2と考える理由は以下。
・裏ボスの曲と裏ボスの捨て台詞
・命の大樹の真の姿の人物(?)からの命名
・命の大樹に勇者の剣を戻したイベント後のDQ1に続くムービー


3.11表ライン
この世界が残っているかどうかがちょっと不明な部分がある。
・主人公が過去世界に行った後の描写が描かれていない。
主人公=プレイヤーだから、そこを描写する手法が無いからな...

・過去世界の仲間達が、表の時間軸の記憶が薄らと残っているような台詞がある。
主人公は過去に飛ぶことが出来るが、過去世界の仲間達は時間が巻き戻っていると言う可能性。
しかし、ダグラス個人的にはこの世界は残っている可能性が高いと考えている。
理由は、【1.11更に過去ライン】と【2.11過去ライン】が別々に残っていると思われるため。
【1.11更に過去ライン】と【2.11過去ライン】が残っているのに、この【3.11表ライン】が残らない説明が付かない。


もしこの世界が残っているとしたら、恐らく6→4→5の天空シリーズラインじゃないかなと思う。
この世界は事実上「勇者が居ない」シリーズ


但し、まだ考察の余地はある。
・スタッフロール後のムービーで、DQ3主人公の母親が子供を起こす前に緑色の本を本棚に戻すシーンがあるけど、同じ勇者マークの別の赤い本があると言う点。
ここの部分から、どのような考察が導かれるかがとても面白いと思う。