そろそろDirectX11対応を考える必要があるかも

長らく愛されてきたWindows XPは、既に出荷が終了しており(パッケージ版は2009/1/31・OEM版は2009/6/30・PCプレインストール版は2010/10/22に終了)、基本的にOEMWindows7のダウングレード権を行使する方法でしか入手できなくなります。
共用シェーダーや物理演算シェーダなど、鳴り物入りで導入されたDirectX10が流行らなかった理由に、Windows Vistaの完成度の微妙さと圧倒的なシェアを持つWindows XPに非対応の2点が大きいと思われますが、Windows 7でその状況も変わりつつあります。
今後、Windows XPのシェアは下がる一方でしょう。


また、ゲーム側でも、カプコンがMT-Frameworkでいち早くDirectX11をサポート*1した事を皮切りに、Unreal Technology*2やCryEngine3もDirectX11対応に乗り出しています。


そこから考えると、今後開発するゲームタイトルでWindows XP(=DirectX9)の事に固執する必要は無いかな....と。

*1:DirectX11だけでなく、DirectX10もサポートしていた

*2: Unreal Engine3から名称を変更 (4Gamer.net)