第5話:撃ち込み感に関するお話その2

今回は、撃ち込み感に関するお話の2つ目。
「弾を敵に当てている時」のお話


【2.弾を敵に当てている時】
弾を敵に当てている感覚として、「当たった瞬間に何かしらの演出を行う。」事です。
これをするかしないかでも、結構見た目が変わります。


○着弾アニメーション
敵にヒットした弾が消滅していく過程を描くアニメーションです。
パターンアニメで消滅する様を描くタイプ(CAVE社製STGは大体このタイプ)もあれば、移動速度を激減させて徐々に消滅させていくアニメーション等もありますね。
VisionaryWingsでは、着弾後に専用の画像を気持ち拡大させながら透過させています。


○着弾エフェクト
着弾方向とは逆方向にパーティクル(粒子状のエフェクト)を出したり、メカ系だと鉄板などの破片を散らばる様に出すと良い感じ。
この辺はちまちまと動かすよりは、若干オーバーアクション気味にダイナミックに動かした方が見栄えは良い感じがします。
VisionaryWingsでは、下方向に粒子をぶっ飛ばしています。


ここから先は、弾ではなく敵側の演出。
○敵をフラッシュさせる
弾がヒットした時に一瞬だけ敵を真っ白に描画する昔ながらの手法です。
今でも現役で通用するでしょう。
また、この手法の拡張版な方法が、ダメージが蓄積している感じを出す手段として、モデルの赤成分だけで描画する方法です。
ダメージの蓄積度に応じて赤フラッシュ間隔を短くすると、もうすぐ倒せそうな感じが出て良いです。
VisionaryWingsは後者の赤フラッシュのみで、DieFeenは前者の白フラッシュのみが搭載されています。
(DieFeenは多分赤フラッシュも搭載予定。)


○敵をシェイク
そこまで多くないですが、着弾時に敵本体を少し震わせると言う手法も手の一つです。
最近では、アンダーディフィートがそれにあたるでしょうか。
アンダーディフィートの場合は、元々ミリタリー系でもあるため、妙にマッチしているように感じます。


○着弾音
やっぱり外せないのがコレですね。
基本は1.の弾を撃っている時と同じですが、溜め撃ちなどの強力な攻撃が当たった時は、逆に派手な音を出した方が効果が有る場合があります。
要は、メリハリを付けるって事でしょうかね。