撃ち込み感に関するお話

STGでは爽快感に繋がるであろう「撃ち込み感」に関するお話。


撃ち込み感を上げる為には、大きく分けて以下の3つの要素があると思われます。

1.弾を撃っている時
2.弾を敵に当てている時
3.敵を倒した時

この3つをテキトウに入れただけでも、見た目が変わる事間違い無しです。
とりあえず、今回は「1.弾を撃っている時」のお話を。

【1.弾を撃っている時】
所謂、「一生懸命、攻撃をしてます〜」をさりげなく自己主張する演出ですね。
弾を出すだけでも良いですが、さりげなくこの演出を入れると、一生懸命さが異なります。


・マズルフラッシュ
弾を発射した時のエフェクトをこう称するらしいです。
マンガとかアニメで拳銃を撃った瞬間とかに、銃口に描画されるエフェクトです。
特異なエフェクトになりますと、斑鳩の力の解放を発射した瞬間のリングエフェクトとかありますね。
また、レーザーを発射する直前に「この辺にレーザーを撃つよ〜」と発射軌道を前もって教えてくれる「予兆」と呼ばれる動作や、発射口に光が収束する表現も、この部類に入るかもしれません。



・効果音
弾を発射している時の効果音も何気に侮れません。
実弾系・ファンタジー系等により大きく方向性が変わるでしょうし、音量がBGMなどを邪魔するほど大きすぎても、聞こえないぐらい小さすぎてもNGです。
また、弾数が多くなると「音の重なり」も考慮しなければならなくなります。
つまりは、

他を邪魔しない程度に自己主張し、短時間再生する様な音

が適切じゃないかなと思います。
でも、「言うは易く行うは難し。」なんですけどね。


・ノックバック
ノックバックとは、強力な攻撃を発動した際、その高威力の反動でキャラが仰け反ったり、反対方向に移動したりする表現です。
攻撃した側が体勢を維持出来なくなるほどの反動が現れるって事で、これがあるかないかで、攻撃に対する感じ方が変わってきます。
特に溜め攻撃で使ったりすると、非常に効果的です。


「弾を撃つ」と言う行為だけでも、これだけの演出方法が考えられます。