NESiCAxLIVE

AMショーで発表したタイトーがゲーセン向けに提供するゲーム配信サービスの総称。


http://nesica.net/
http://www.4gamer.net/games/017/G001762/20100909090/ (4gamer.net)


要点だけを掻い摘んでみた。

タイトー側>
・既存のNESYS回線を利用して、追加料金無しで新作ゲームを配信する。
<ゲーセン側>
・店内管理サーバと汎用筐体(TAITO Type-X等)を準備する。
・NESYS回線を利用してゲームを店内管理サーバにダウンロードし、汎用筐体に配信する。
・店内管理サーバが汎用筐体に配信するコンテンツを管理しても良いし、プレイヤー側が店内管理サーバにアクセスしてコンテンツを選択する事も可能。
<収入>
・インカムから、メーカーとゲーセン側で折半する。

メリットとしては

<ゲーセン側>
・新作ゲームが無料で提供されるので、基板を購入するコストを考える必要が無い。
・店内で自由にタイトルを入れ替える事が出来、稼働する台数分の基板を購入する必要がなくなる。
<メーカー側>
・基板切り売りとならず、人気が続く限り安定した収入が得られる。
<ユーザー側>
NESiCAカードを利用する事により、全てのNESiCAxLIVE対応タイトルのネットワークサービスを1枚のNESiCAカードで管理する事が出来る様になる。

デメリットとしては

<ゲーセン側>
・ハードウェアの初期投資をしないといけない。
<メーカー側>
・人気の無いタイトルを投入したら、開発費の回収すら出来ない。
<ユーザー側>
・人気タイトルに集中してしまい、ニッチタイトルが全く稼働されなくなる。

こんな所だろうか。


一見すると、一時期展開されていた基板レンタルサービスみたいな感じだが、「1タイトルに縛られない」と言う点が大きく異なるかな。
メーカーを見ると、アークシステムワークス以外は、シューティングを作っている所が多い気がしないでもないが、どうなるだろう?