数年前映画化されるとの話が、GONZOさんのゴタゴタによりポシャった運の無いタイトルが、去年映画化の話が復活して楽しみにしていたのですが、いつの間にか漫画化もされて先日単行本が出ていたとか!
- 作者: 大今良時,冲方丁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: コミック
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ルーンバロットが黒髪じゃない(?)とかまだシェルに未練タラタラとか、ウフコックがマスコットみたいなネズミになっちゃったとか、ドクターイースターがちょっと若すぎないかとかちょっとマッドサイエンティスト寄りな趣になったとか、原作のイメージとはかなり違い色々突っ込みたい(笑)
バロットがまだシェルに対して未練がある部分がちょっと強調されていたり(オリジナルではもう少し精神的に強い少女)、声が出せない事に対する別解釈*1されていたり、若干設定が変更されている様だ。
ただ、バロットを原作の様なタフガールな設定ではなく、か弱い少女寄りな設定として見るなら、良い描き方だと思う。
つーか、ウフコックの人間の人格を勉強させたっつっても、歯磨きするかよww
序盤からいきなりスナークを使いこなしてモルグから大脱走劇を展開・祭りの射撃場にて全ての的を命中させる等、章ごとに何らかの見せ場を持たせる作りになっている。
絵が特別に上手いという訳ではないが、原作の雰囲気を壊さずに描かれているようで、うん、これだったら今後が楽しみである。
とりあえず、ドクターイースターがインポである設定はそのままである事が切に願う(笑)
*1:オリジナルでは発声を司る喉は非常にデリケートなので再生させる事が難しい設定