言うなればアメコミ調ディアブロ「Torchlight」

http://www.torchlightgame.com/ (Torchlight公式サイト)
ディアブロ2のエッセンスに独自のフィーチャーを盛り込んで、2D見下ろし型からフル3Dになったディアブロクローン。

銃とかショットガンが出てくるので、若干近代的な感じになっている。
また、リアル系だったディアブロに対して、アメコミ調な作風を採用しており、キャラモデルも若干デフォルメ化されており、等身が低い。
和製RPGに例えるならば、ディアブロが王道RPGドラクエで、Torchlightはよりカジュアルな雰囲気のFFになる(.....かもしれない。)


アイテムの入手性がこれまた、絶妙なバランスになっているので、エンチャンテッドな項目がずらずらと並ぶアイテムを手に入れたら、思わずガッツポーズをするだろう。


この辺の上記画像にwktkが止まらない人は、素質有り。
鑑定スクロールとかテレポートスクロールを始め、ザクザク入手できるゴミアイテムからユニーク色アイテムやレア色アイテムとか宝石の拡張スロットとか、『ふれっしゅみーと!』とか(これは出ません)、その辺にピクリと反応してしまう方には、どっぷり填ってしまうに違いない。


銃やショットガンは弓矢よりも遠距離攻撃が出来るが、リロードに時間がかかると言う設定なのか、攻撃速度が遅めにせっていされている。
この他の独自フィーチャーとしては、キャラメイキングでお供に犬か猫が選べるのだが、これが何かというとサポート要員。
基本は自動攻撃だが、SHIFTキーを押しながら遠くのアイテムをクリックすると、取りに行ってくれたりする。
餌をあげる事が出来るのだが、友好度を上げる様なROのマゾい育成システムではなく、餌を与えると返信するというSaGaシリーズの肉食い合わせみたいなシステムになっている。
ある日、自分の猫がゴーレムとかスライムになったら、びびる事請け合い。
但し、餌の入手性に関しては余りよろしくなさそうだ。

猫が火の精霊になりましたの図。
『Fising Hole』って所で、変身用のアイテムを入手する事が出来る。


デモ版が公開されているが、120分の制限時間プレイ。
PayPalGoogle Checkoutで購入した後に発行されるコードキーを、デモ版で入力する事によりそのまま正式版として動作するようになっている。
アクティベーションが働くようなので、多分1PCライセンスと思われる。)
速攻で正式版買ってしまった.....

蹴散らした後は死屍累々なのも、おなじみである。


惜しい点を上げるとしたら、

1.フルスクリーン時、マウスカーソルが表示されない(私の環境のみかもしれないが)
2.マルチプレイが出来ない

1.はウィンドウモードで動かせば問題ない。
(初期設定表示画面に環境設定『Setting』があるので、始めにFullscreenモードのチェックを外した方が良いかもしれない。)


2.は、ディアブロマルチプレイに勤しんでいたプレイヤーにとっては致命的かもしれない。
インディーズにそこまで要望するのは酷かもしれないし、左右にステータス領域を出すとゲーム進行が停止する仕様になっているので、プログラムの改修が必要になるかもしれない。
が、マルチプレイに対応したとしたら、もっと売れるのでは無かろうか....?


黙々黙々黙々と、レアアイテムを求めてダンジョンに潜りたい人はどうぞ。