任天堂の販売台数とソニーの出荷台数という表現について

ちょっとやりとりがあったので、私の意見。


ソニーの短信では、「出荷台数=生産拠点から出荷した時点での集計」と注釈が入っているが、任天堂の短信には、販売台数が一体何の数を示すのかがはっきり示している注釈などの記述がない。
正確な数と言う点で言うなら、出荷台数に関しては明確にされているソニーの方は、数としての信用度は高い。


ぶっちゃけ、任天堂に実際にユーザーが購入した台数という事を把握するのは出来ないと思う。
メディアクリエイト等のリサーチ会社から情報を入手していれば確固たる証拠となるだろうが、そのような記述はないしね。
(独自に調査したとしても、デパートの1コーナーから小さなお店なども含めて調査しているのか疑わしい。それなら、堂々と書いておくべきですよね。)
その理由から、販売台数をユーザーに販売した台数と同等に考えるのは、変と考えています。


じゃぁ、誰に対して販売しているのかと言うと、任天堂は直接ユーザーに物を販売しているのではなく、ソフト等を売る側の販売店や卸売業者等の中間業者に対して販売している事になる。
ここの台数であれば、任天堂側としても直ぐに把握できる。


つまり、私の意見としては、任天堂の販売台数とソニーの出荷台数は、表現は違えども同じ意味を持つのではないか......と言う事。