IronDuel

Blue&Whiteさんが贈る対戦型ロボットアクションゲームです。
基本操作は、方向キーとボタン8つ。
デフォルトでは、方向キーで視点の変更及び左右移動、ボタンで右武器・左武器・ジャンプ・ロックオン&レーダー・前進(前ダッシュ)・後退(後ダッシュ)・左旋回・右旋回が割り当てられています。


バーチャロンガングリフォンに似ている感じがしますが、中身はかなり違います。


<移動系>
特徴の一つが、移動の基本が「加速度制御」である点です。
初速からトップスピードに乗るまでに時間が掛かります。後退も同じく。
移動開始直後に直ぐトップスピードに達するバーチャロンとも、リアルな歩行をするガングリフォンとも異なります。
またこのゲーム、慣性の法則に従い非常によく滑ります(笑)
移動を停止しても、フィギュアスケートの如く滑ります(笑)


前進(後退)とダッシュには、加速度量の違い以外に、旋回能力とロックオン範囲が異なります。
移動ボタン2回押しのダッシュよりも、移動ボタン1回のみの歩行中の方が、旋回性能が高くまたロックオン領域が広いです。
これらの行動は、切り替えた瞬間から機能しますので、行動パターンに組み込むと、断然戦い方が変わります。


<攻撃系>
武器は、各ロボットの左手と右手に一つずつ装備しています。
それぞれ、特徴のある武器を持っています。


また重要なファクターとして、移動系の行動を起こしていない時に強力なウェポンが使えるようになる「バースト」です。
これが非常に強力でして、ダメージがアップしたり、地形貫通能力を有したり、弾数が増えたり、ホーミング性能が上がったりと、非常に強力で良いこと尽くめなわけですが、そのデメリットが「移動系の行動を起こさない」です。
つまり放っておいたら、直ぐに停止してしまい、恰好の的です。
停止してしまったら、今度はトップスピードに上がるまで時間が掛かります(加速度制御であるため)。
ロックオン攻撃が基本なので、停止する事は、非常に危険を伴うのです。
一見すると、使えなさそうな機能ですが、ミソな部分がありまして....
バースト攻撃の前提条件の「移動系の行動を起こさない」です。
「止まっていなければならない」訳ではありません。
加速度が付く行動である「前進(後退)やダッシュ(後ダッシュ)を行っていない状態」であれば、バースト攻撃が出来るのです。
つまり....

移動系の停止 → 速度が落ちる前に、バースト攻撃 → 移動系再開

をピンポイントに手早く行う事で、ある程度の移動速度を維持しつつ、バースト攻撃が出来、直ぐにトップスピードに戻すことが出来ます。


他にも、ロボット毎に独自の戦略等がありまして、なかなか白熱したバトルを繰り広げることが出来ます。
4人対戦だと各個人の能力に依存する部分が多いですが、6人対戦以上になると一転してチーム間の連携が鍵を握る様になります。


ネットワーク対戦は体験版でも出来ますので、一度プレイしてみてください。
移動系に少し癖がありますが、プレイする度に新しい発見があったりと、楽しいですぜ。
マッチングサーバも用意されているので、対戦相手を探す手間も省けます。
開発者であるもりけむさんを含めて、大体22:00〜翌日1:00辺りが盛ん(かもしれない)時間帯なので、この時間帯に是非。

私の持ちVGは「メウジーナ」と言う中〜遠距離武器が主の支援機です。
強力な遠距離武器とそれなりの装甲がある反面、旋回速度が遅いとかトップスピードの乗るまでに時間が掛かるとかジャンプ滞空時間が非常に短い等、移動系に大幅な制限を課せられています。
機動力のある軽量機「ビクティム」や「アルフィーナ」に狙われたら、振り切るのが難しいです。
(特に「ビクティム」に狙われたら、ヤ・バ・イ。)


メウジーナの戦略としては、
・常に敵と距離を置く。
・バースト攻撃のホーミングミサイルを撃って、味方の援護に徹する。
・全体の状況を把握し、的確に援護する。
・もし攻撃を受ける場合は、味方の所にダッシュで駆け込み支援を要請する(笑)
常に相手の動きを封じる様に徹するのが、メウジーナの戦い方ですな。
後は、地味に装甲が厚いので、柔な攻撃は全て弾きますので、攻撃地点とは常に正面を向くように心がけましょう。