国際会議での発言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000024-san-int (yahoo!ニュース)
初めて日本が、国際会議の場で「切なる反省と心からのおわび」を表明したわけだが。


ただ「反省とお詫び」これだけだと中国・韓国が増長するばかりだろうから、その後に続く「わが国は第二次世界大戦後、一貫して、経済大国になっても軍事大国にはならず、いかなる問題も、武力に依(よ)らず平和的に解決するとの立場を堅持している」を盛り込む事によって、中国・韓国以外の国々を味方に付ける作戦を採ったんじゃないかな。
(国際連合常任理事国入りも考えての発言かもしれん)
日本に植民地支配(と表現しておく)されてきた多くのアジア諸国が一番懸念しているのが、「経済大国になった今、再び軍事大国としての日本帝国が復活しないか?」と言う事だろうと思う。
国際会議の場で表明した事により、これが国際的な公約になる。
もし正当な理由無く破れば、全世界から非難を受ける。


中国とか韓国のマスコミは「効果はないだろうとの判断」を下しているが、多分マスコミ各社が後ろの文章を公表していないだろうな。
(理由:中国と韓国には、都合が悪いから)


http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20050424 (木走日記より)
小泉首相のスピーチ全文
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/ekoi_0422.html (外務省)
上記の反省とお詫び以外にも、経済開発・平和の構築・国際協調を柱とした活動を行っていくと表明している。
この重要な表明をどこも取り上げず、前の反省とお詫びにのみ言及しているのは、意図的な事だろうか?