ソフトウェアの行く先

WMPを外した機能限定版WindowsXP=正規版WindowsXP
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041224-00000009-imp-sci
は同じ値段という意味。
EUの裁判で「WMP同梱は違法。WMPを外したバージョンを発売するのだ。」との判決が下ったわけだが、値段が同じじゃ消費者は、全部入りを買っていくのに決まっている。


だけど、この流れは後々引き摺りそうですな。
Windowsを売る為(ユーザーに購入させる)に次々と新機能を追加していく反面、その新機能を使いこなせず、シンプルな物を必要とするユーザーも現れるだろうし。
(Photoshopの廉価版Elementsとか。)


何にしても、ソフトウェアを売る為には、前のバージョンよりも機能を追加していくしかない。
その弊害で、当然ながらソフトウェアは複雑になっていくし、最終的には機能追加にも限界が来るだろう。
現行のソフトを販売すると言うスタイルは徐々に衰退していき、ソフトの期間使用料みたいなスタイルに移行していくと思う。
マイクロソフトのライセンス制度改正も、その辺を睨んでの話じゃないかなと勝手に思っている今日この頃。